織姫と彦星…と、葬儀!!!

2014/09/07

日本の葬儀・葬送っていつから始まったか知ってますか?
…私もよくわかりません(笑)

日本には古墳があり、その当時から「埋葬」の概念があったことは皆さんご存じのとおり
です…が、埋葬の際に葬儀のような「儀式」があったかどうかは不明なんです。

じゃあいつからか…

日本で葬儀に関する記述が出てくるもっとも古い書物が、皆さんご存知の
方も多いと思います、「古事記」(712年)です。

そこには「天若日子(アメノワカヒコ)」の葬儀に関する記述があり、

「死者の安置所をほうきで掃除する役」
「死者に食事を出す役」
「悲しみを表し泣く役」
「死者を慰めるため歌い踊る役」

…等の役が決められ8日8晩儀式が行われたと記録されています。

もちろんこれは「古事記」に記録された日本神話であり、いつからそのような儀式が始まった…
というのは正確にわかりませんが、少なくとも、この「古事記」が編纂された712年には
今でいう「葬儀」「お葬式」のような死者を慰める「儀式」の概念が存在しています。

ですから、それよりもかなり前からそのような風習は存在した…と「私は」考えています(笑)

ちなみに表題と全然関係ないじゃないか!という方…「天若日子」は七夕でいう彦星の事!
まぁ織姫は関係なかったですね(笑)