木の寿命

2014/12/22

人間には寿命がありますよね。大体数十年から長生きしても100歳位でしょう。

日本の年間死亡者数なんかを見ても80歳を過ぎると亡くなる方がぐんと増えます。

先日「wood job」と言う映画(林業のお話)をみていたらふと木の寿命ってどれくらいなんだ?…と考えてしまいました。

凄く身近にあるものなのに寿命なんて知らないですよね?…いや、知っていたらそれでいいんですが。

で、ちょっと調べてみました。

木の種類は多いので、寿命もまた木によって違うそうです。「この~木何の木…」の歌で出てくるような大きな木の中にはとても寿命の長いものもあるそうです。日本の屋久島にある屋久杉という杉の木は、2000年~3000年も生きています。

じゃあ小さい木は…「桃栗三年柿八年」って聞いたことありますよね?これらの木のように小さめの木はそれほど長生きすることはできません。十数年から長くても数十年くらいで、100年も生きたら超大往生。

また、メタセコイアという木は日本各地で発見されていますが、あまり数はありません。300万年から100万年前頃まではたくさんあったそうで、生きた化石として有名だそうです。

人間は二酸化炭素を吐き出して酸素を吸って生きていますが、木は二酸化炭素を吸って、酸素を吐き出しているので人間と交換関係にあります。

数千年という年月となると調査は難しい為、解明できてない部分も多いそうですが、最近の研究では木によって6000年位までは生きるのではないかという説もあるようです。

※最近「樹木葬」がはやっています。樹の下にお遺骨を埋めるのですが、売り文句に「木になって永遠に生き続ける」…と言うのを見たことがあります。でも木にも寿命があるから生き続けるなんて事は無いんですよね…屁理屈ですかね(笑)