死者が蘇る!

2014/09/12

死亡した方は「死後24時間は火葬出来ない」という
法律があるのを知っていますか?

私は葬儀業界に入るまでは知りませんでした。

「なんで?」…と思うのと同時に「生き返る可能性があるからでは?」
と考える方も少なくないと思います。

…その通り!生き返るかもしれないから火葬してはいけないんですね!

私も父が他界した時には「寝てるみたいだから生き返るんじゃないか?」
などと思い、体を揺らしてみたりした覚えがります。

実際に中世のヨーロッパでも土葬で搬送する途中に蘇ったという話や
埋葬された方が命からがら墓から出てきた!なんていう記録も残っているそうです。

日本でも明治時代、葬儀中に人が生き返った…等の事例は数多く報告されています。

ただし、これは昔の話…現代の医学では心臓死が確認されてから蘇る事は
まずあり得ないとの事ですし、この法律ができたのも昭和23年。

…現代日本と医学の差は明らかです!

それでも、大切な方を亡くされたご遺族にとっては色々な思い出を振り返りながら
「生き返ってくれないかな?」という気持ちが自然にわいてきますよね。

その時間が大切です。だって死んだからすぐに火葬場に移動しよう…なんて
悲しいお別れしたくないですよね。

※伝染病患者は死後24時間を待たずに火葬を行います。