【「おくりびと」のお仕事】

2014/09/13

皆さんは映画「おくりびと」をご覧になった事はありますか?

この映画は葬儀業界になくてはならない「湯灌」「死化粧」を
専門に行う男性とその家族模様を描いた作品です。

アカデミー賞外国語映画賞を受賞した事でも有名ですね!
キャッチコピーは「キレイになって、逝ってらっしゃい」

私が葬儀の仕事をしている中で最も「職人技だ!」と思うのが
この人たちの仕事ぶりです。

お亡くなりになった方は病と闘われたり、急すぎる死で、やはり
生前とは違う姿になってしまう事が多いんです。

時には孤独死で腐乱している故人様。事故に巻き込まれて御体の損傷の
激しい故人様もいらっしゃいます。

それでも、どんな状況でも、湯灌師は眉ひとつ変えず丁寧に、故人様を
「寝ているような姿」に変身させてくれます。

「明るいお葬式」で提携している湯灌師の皆さんは故人様に敬意を払い、
素手でご処置や化粧を行います(通常手袋やマスクをつけるところが多いんです)

人生最後のセレモニーを一番きれいな姿で送り出す…とても意味のあることだと思いませんか?

※「おくりびと」は日本アカデミー賞最優秀作品賞も受賞しています!