霊柩車の今

2014/09/17

霊柩車にどんなイメージをお持ちですか?

…と言われれば、車の後方に祭壇がついている「宮型霊柩車」を
真っ先に思い浮かべるんじゃないかと思います。

小さなときは霊柩車が通ったら親指を隠さなきゃだめだ!…なんて
良くわからない事を実践していました。

あのタイプの霊柩車…実は今かなり減っています。

この「宮型霊柩車」は戦後急速に普及したのですが、80年代中頃から
「洋型霊柩車」が急増し、徐々に減っていったそうです。

最近では地域住民の反対の声もあり、宮型霊柩車の使用が出来ない
火葬場も数多く存在します。

だから宮型霊柩車でおごそかに…なんて考えていても使用が
出来ない為、やむなく洋型にするなんて事もあるんです。

また、実際に葬家の方とお話ししている中で「近所に迷惑をかけたくない」
「近所に知られたくない」…等の希望があり、病院などにお迎えに行く際の
「バン型搬送車」を使うケースも増えています(緑ナンバーですが普通の車にしか見えませんからね)

どうしてもこだわりがあって「宮型霊柩車で!」という方は利用する火葬場で
使えるか葬儀屋さんに確認しましょう!

※ちなみに最近ではハーレーの霊柩車やサイドカーの霊柩車などもあるんですね…すごい!