棺に入れてはいけないもの その1

2014/10/02

火葬をする前に故人様の遺品、思い出の品を入れたくなりますよね?

当然入れてあげるべきです…が、燃えない、異臭がする、ご遺骨に付着する等の
様々な理由でいれられないものがあります。

例えば、金属、ガラス、陶器などは燃えにくく、火葬に時間がかかるだけでなく、
お遺骨に付着して色が変わってしまったり、収骨の際の時間が急激に伸びたりするためNGです。

また、プラスチック類も上記と同様にお遺骨に色が付着してしまったり、
有毒ガスを発生させる事もある為NGです。

そして一番恐ろしいのが…「カーボン製品」釣竿やラケット、ゴルフ用品などですね。

何が恐ろしいのか…最近ではほとんどの火葬場が電気窯の火葬炉になっています。
ですからこれらを入れてしまった際にヒューズが飛んでしまうそうです。

私は体験したことはないのですが、聞いた話では火葬場に内緒で釣竿をしのばせたら
ヒューズがとんで、火葬が途中で中断してしまった。

当然他の葬家にも迷惑がかかり弁償することになった…恐ろしいですよね!

火葬前に思い出の品を入れたいときには葬儀社や火葬場の職員に一言聞いてみましょう。

明日は「意外な」入れてはいけないものについてお話しします。